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町田のみなさん、町田じゃないみなさんもこんにちは。

芸術の秋してますか?
先日の日本のクラヴィール展に続いて町田市立版画美術館で開催されているデイヴィッド・ホイックニー展に行ってきましたよ。
というわけで本日はデイヴィッド・ホイックニー展の見どころをご紹介します。


デイヴィッド・ホックニーってどんな芸術家なの?
デイヴィッド・ホックニーはイギリスの画家で現在はアメリカ、ロサンゼルスを拠点に活動しています。
現代のポップアートに多大な影響を与えた芸術家の1人です。
ポップアートとは大量生産・大量消費社会をテーマとして表現したアートのことです。
ホックニーの作品は絵画、版画、写真、舞台美術と多岐にわたっています。
また技法も伝統的な版画技法のみならず、カラーコピーやファックス、コンピュータまで取り入れ斬新な作品も多数描いています。


デイヴィッド・ホックニー展を実際に見てきたよ!
ホックニー
画像 町田市立国際版画美術館より
入り口を入るとキラキラまぶしいホックニーの作品はなく、黒・グレー・赤3色のエッチングで描かれた寂しい感じの作品が並んでいました。
作中にはホックニー本人と思われる人物が登場し、見つめている様子が描かれています。
表現主義の傾向なのかホックニーの心情を作品に反映させているものが多く見られました。
鮮やかな作品と思って入ったのでギャップにまずやられましたよ。

エッチングやリトグラフの作品が次々と展示されておりこれはどういう気持ちで描いたんだろうとか考えさせられることがたくさんありましたが、印象的だったのは「静物と人物」という作品です。
見てすぐにはわからなかったんですが、何だか違和感があったんです。
そうか!奥行きをきちんと描いたテーブルがあるのに、置かれた皿やビンが平面だったんです・・・。
なんともモヤモヤした気分になるんですが、見入ってしまったその作品、ぜひ見てみてください。

そして展示会の佳境となるのはやはり、「ホテル・アカトラン」を描いた作品でしょう。
まぶしいほどの光、乾いた空気、迫力のある構図で鮮やかな色彩にきっと目を奪われることでしょう。
ホックニーはよほどホテル・アカトランがお気に入りだったのかたくさん描かれています。

このホックニー展は見どころが多くて語りつくせないんですが、個人的に1番印象に残ったのは浮世絵に影響を受けたという「雪」という作品です。
影響のほどが一目ではっきりとわかるので探してみてくさださいね。


とにかくこの展示会は驚きの連続です。
さまざまに着色されたパルプを用いて描かれたプールだったたり、作中に額を描いてすぐに飾れるようにしてあったり、額そのものにも絵を描いて作品の一部にしていたり。
あぁ「ポップアート」ってこういうことなんだって驚きと発見がたくさんありますよ。
ちょっと刺激的なアートに触れたいという方にはとってもオススメなのでぜひ足を運んでみてくださいね!


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町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/

■開館時間
 10:00~17:00
■休館日
 月曜日
■アクセス・お問い合わせ
 042-726-2771
 町田市原町田4-28-1